草花

庭のラベンダー:育てる楽しみと摘み取る楽しみ

梅雨になる前に、庭で育てたラベンダーを収穫&剪定を兼ねて摘み取りました。
北の窓辺に置いてみたら、立ちこめるラベンダーの香りにうっとりこん♪


 

手間をかけずに、ラベンダーを育てる3つの条件

 

ラベンダーは、環境に適合すれば、初心者でもあまり手間をかけせずに丈夫に育ってくれます。

1、日当たりが良いこと
2、土質は水はけが良いこと
3、風通しが良い場所で育てること

この3つの条件が揃えば、あとは殆ど手をかけずに育てることができます。
ラベンダーは手抜きガーデナーにとって、庭づくりに外せない植物なのです^^

 


 
家の南側の軒下に、くりの木でかこったカンタンな花壇で高低差を作り植えました。
高くなっているぶん水はけが良く、3年前に植えてから株は年々、順調に大きく育ってきました。

ホームセンターのワゴンの中で180円のシールを付けて、私を見ていたので、連れて帰ったのです^^
かなりの植物を枯らしてしまう手抜きガーデナーの庭で、こんなに美くたくましく育っています。

5月の初旬、春の日差しを浴びてスクスクと育ったフレンチラベンダーです。
フレンチラベンダーは他の種類のラベンダーよりも早く咲き、うさぎの耳のようなカワイイお花はなが〜く咲いています。

フレンチラベンダーの奥に見えるヒノキの丸太の椅子・テーブルは、お隣の80代のおじいさんが伐採したものです。
皮をむいてきれいにした巨大ヒノキの丸太を、軽トラでうちまで持ってきてくれました。
若い時から山仕事をしていて、丸太の扱いにはコツがあるから〜とは言え、考えられない青年のような怪力おじいさんです!

優しい木のぬくもりのヒノキの椅子に座って、フレンチラベンダーと話しをするのが日課となりました。
おじいさん、ありがとう〜
また、パンを焼いて持っていきまーす♪

 

フレンチラベンダーは丈夫で初心者にも育てやすい!

一般的にラベンダーは日本のむし暑い夏が苦手なハーブですが、このフレンチラベンダーは比較的暑さに強いので夏越しができます。
この場所は、午後からは家の影になって夏の強い日差しや西日が避けられる場所です。

そしてフレンチラベンダーがこんなに元気良く育っている理由は、

何より、放ったらかしにしている事がいいのです!
えっ!!、・・・
放ったらかし!それががいいの?

はい!
小まめに水や肥料をあげて過保護にすると、根腐れを起こしてしまいます。

この庭では可愛がられるどころか、美く咲いた花は容赦なくハサミでパチンパチンと摘み取られていきます!
キッチンに飾ったりサシェやポプリ、チンキにされたりと家にドンドン持ち込まれていきます。
この庭の手抜きガーデナーの身勝手な行為ですが、フレンチラベンダーにとっては風通しが良くなり負担が軽くなったようです。

梅雨時の「蒸れ」が来るまでに空いてくれて、結果的に夏が楽に過ごせたよ〜♪
そして秋になったら、ご褒美だよ!といって、かき殻の有機石灰をパラパラと撒いてくれました〜♪

ラベンダーの爽やかな香りや花の美しさから、バーブの女王といわれています。
高貴な紫の花が咲いてくると、庭が一気に華やいできました。

 

イングリッシュ系ラベンダーは寒さに強い

5月29日
もうすぐに咲き始めようとするイングリッシュ系ラベンダーの「おかむらさき」です。
おかむらさきは富良野を代表するラベンダーとして、有名ですね。
 

 

以前は、ちょっと油断をすると雑草が迫って来るような場所に植えてありました。
梅雨が開けた暑い日、気がつくと雑草に埋もれていて、死にそうになっていました!
あわてて北側の花壇に移し替えてから、3年ぐらいが経ちます。

ラベンダー「おかむらさき」は、もうすぐ咲くよ〜という時のつぼみの株の姿が大好きで、これから咲き始めると辺りは素晴らしい香りが立ち込めてきます。
ラベンダーの品種の中でも香りがよく、オイルの質も高いということで、1990年にフランスで開かれたラベンダーオイル品評会では第1位に選ばれたオイルです。

 

梅雨に入る前に収穫〜なんと、素晴らしい香り!

 

6月11日
もうすぐ梅雨に入ります。
剪定を兼ねて、おかむらさきを収穫しました。
株の中の方にもハサミを入れて風通しがよくなるように、すいてあげました。

また来年も元気で、素晴らしい香りをください。
この庭の手抜きガーデナーは、こういう時だけはちゃっかりと手入れをしています♪
 

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